本日は革新的と言う言葉をお話ししたいと思います。
革新的と聞いて、皆さんがイメージするものは?これは恐らく「最前端」みたいなニュアンスでは無いかと想像しています。
生成AI、新型ipone、拡張現実、などなど。
そこでGoogleで「革新的とは?」と検索してみたら「制度・組織・習慣などを改めて新しくしようとするさま。」と出てきます。
まぁそれも一つの革新かと思いながら見ておりますが、
本来の意味合いはもっと違うところにあると私は考えています。
革新的=驚き と勝手に定義付けをしました。(むしろチープに…)
私たちの会社では、「感動をデザイン。革新的なイベントソリューションを提供」をビジョンとしています。ここの革新的な…いわゆる驚きですが、イベントを行ううえでたくさんの手法があり、その中で大事なのは想定外!です。
こんなイベントになるのだろう。入り口はこんな感じだろう。と想像・イメージが容易につくものに驚きはありません。逆に「なんだこれは?」と言う参加者に考えさせる事も驚きには繋がりにくいのです。
さらに驚きという言葉を因数分解すると、
革新的=驚き→想定外→ギャップ→感動→期待に着地です。
最終的には参加者が思う「期待イメージ」に近づける必要があります。ただしその道の終点に行く前の各停留所では、期待値と離れたギャップが必要で、そこに生まれる新しい感情として感動が必要になる訳です。
ここがめちゃくちゃ難しいのですが、思ってなかった空間を作る企画が革新に紐付き感動となります。
例えば、まもなくステージに出るであろう出演者を今か今かと待ち侘びている観客。目線はステージに釘付けです。そんな時に、1F席の後方から出てくることは微妙に期待値通り。そこでは無く、まさかの2F席、3F席から登場させる!2F席や3F席の観客は、確実に想定外です。 ギャップが生まれ感動に繋がります。
実際に、イベントでやった事がありますが某有名声優の○田健次郎さんが2F席に実は作品に忠実に構え待っていて、いきなりスポットライトを当てた時は、地鳴りと共鳴により会場全体が大きく興奮に包まれました。
革新的なイベントを作るうえで、革新的=最先端技術だけでは無く、光の屈折のように当てる焦点の角度を変えてみて、参加者に感動を生んでみてはいかがでしょうか。